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日記や手帳をつける習慣が付き始めた今、どういうノートのつけ方があるんだろう?もっと良い方法があるのかな?と思って読んだ本の一冊が、インド式グルノートの秘密という本です。
「インド式グルノートの秘密」は、悩みを書き出すことで解決策を見つけるためのノート術です。
この本を読んで実際に試した体験談をもとに、グルノートのメリットと注意点、そしてどんな人におすすめなのかをまとめました。
グルノート上級者さんには参考にならないかもしれませんが、これからグルノートをつけてみたいという方の参考になれば幸いです。
- 自分の悩みを可視化できる
- テーマと時間を決めると、行動に移しやすく、問題解決に向かいやすい
- 今解決できない、繰り返す悩みには向かないかも
- 朝にやるとテンションが下がる可能性

今具体的な悩みがあり、それを解決したいという方に特におすすめのノート術です
グルノートのやり方

こちらは簡略化して説明していますので、詳しくは本を買って読んでみてくださいね。
本書では、朝早くの静かな時間をおすすめされています
紙の縦を半分に、横も半分になるように線をひく
①右上にチッタと書く(チッタ=悩み・苦しみ・ネガティブな事)
②右下にディバインと書く(ディバイン=悩みや苦しみが無くなった理想の状況)
③左上にディクシャと書く(ディクシャ=才能を目覚めさせるもの……だけど、ここでは理想が叶ったときの感情)
④左下にスワダルマと書く(スワダルマ=魂の目的……だけど、ここでは理想を叶えるための行動・できること。ディクシャの気持ちと一緒に書くと良し)
うえの項目に沿って、①から順番に今の自分の状態を素直に書く。一日5分でもOK

悩みを出し、理想を考えたうえで、そのギャップを埋めるための行動というイメージですね
グルノートをやって、良かった所とその理由
悩みを可視化・意外な発見ができた

私はB5の紙に書き出したのですが、結構スペースがあるんです。
悩みなんて山ほどあるかと思ったのですが、途中でピタッと止まったんですよね。
悩みを書き終わったけど、スペースがあるなぁ……埋めたいな。
そんな気持ちで悩みを探してきょろきょろしたら、部屋の気になる所が数個見つかったんですよね。
眼鏡拭きはここじゃなくてもよいのでは?みたいな。
普段あまり意識していない事や、面倒くさいからスルーしていた些細な悩みにまで気づけたのはすごく良かったですね。

悩みを一杯出すという経験が無かったので、新しい気づきがありました。
ポジティブな気持ちとセットだから、行動につなげやすい

紙の左下に行動(スワダルマ)と気持ち(ディクシャ)を書きます。
普通のTODOリストだったら動くまで時間がかかるタイプです。「やんなきゃなー、面倒くさいなー」みたいな感じで。
でも、グルノートの場合はこの行動をやったらこんなポジティブな気持ちになれるなぁというのが分かるので、行動に移しやすいです。
先ほど例に挙げた眼鏡拭きの場合だと、違う場所に置くことで、利便性はそのままで机がすっきり活用できるなと。
じゃあやろっかな、と自然に体が動きました。
些細な悩みに気が付いて行動をしたことで、生活が快適になりました。

小さな改善を続けたことで、生活がしやすくなったのは本当に良かった
シンプルな構造なので、覚えやすく、すぐ終わる

やっている事はとってもシンプルなんですよね。
ちょっと用語が分かりにくかったので、私は①悩み①理想③気持ち④行動と書くようになりました。あとは流れにそってやるだけ。
項目を書くのも込みでサクッと終わるのが良い所ですね。

難しいフォーマットだと覚えにくいのですが、サクッと書けちゃうのも嬉しいポイント
テーマを決めれば、悩みに向き合いやすい

今日の悩みとやると、悩みが広すぎてちょっと大変だなぁという印象がありました。
でも、テーマを絞る事でその内容について深堀り、理想、改善案が出せるのが良かったです。
このページを作るときに、久しぶりのブログで手が止まってしまいました。
そこでグルノートを活用して自分の悩みと向き合う事に。
書き終わったときには、よしやるかと自然に思うように。

今の悩みに、ピンポイントで向き合う方法が私には合っていました
グルノートをやるときの注意点、私なりの反省点
悩みの繰り返しには注意

毎日グルノートをやっていると同じ悩みがでてきました。
私の場合でいくと「痩せる」ですね。
この悩みは数日で解消できるものではありません。時間がかかりますよね。そして明日は悩まない何てことはありません。
グルノートでは書いてもすぐに効果が出ないし時間がかかるよと書いてあります。それは理解しているつもりなのですが、毎朝、同じ悩みにフォーカスするのは苦しかったですね。
①の悩みに痩せるとかいて、②で理想の痩せた自分を想像し、③で、おしゃれな服をきてワクワクした気持ちを書き、④で楽しみながら筋トレするみたいな感じで書くのですが……痩せていない事実と痩せたらという期待の比率が悪いのですよね。
多分、悩みが大きすぎるので分割したらいいのでしょうが、お腹痩せる・足痩せるとか細かくすればするほど、より苦しい気持ちに。
「今月500g痩せる」とかなら良かったのでしょうか。でもそれは、悩みではなくて目標ですしね?うーん。。。
多分やり方が悪かったのだと思うのですが、痩せていないという事実を受け止めるようになり、苦しくなりました。
大きすぎるテーマや、結果が出るまでに長い時間がかかるものは要注意ですね

自責しやすい人は悩みの殿堂入り(?)や、テーマを決める、書く頻度を変えるなどの工夫が必要かも
朝からしっかりやろうとすると、スタートが重い

先ほどの内容と似ているのですが、グルノートは朝に書くことを推奨しています。
つまりは朝に「悩み」について考えるんですよね。
悩みについて考えるとき、気持ちはマイナスに向かいがちです。そのあとに理想を考えて、プラスに向かうのですが、朝いちばんに「マイナス」にならなくても良いのでは?と思うように。
私は昼ごはんを食べた後にやる気がオフになりがちなので、その時でもいいかなぁと。

朝のスタートダッシュをしたい人には時間をずらした方が良いかも
まとめ
グルノートは、自分の悩みと向き合い、解決策を見つけるための有効なツールです。
しかし、すべての悩みに対して万能というわけではありません。自分の悩みに合った使い方をすることが大切なのかな?と感じました。
フォーマットを作るのもすぐで、とてもシンプルなので、まずは試してみてはいかがでしょうか?
このまとめが、あなたの生活の質がほんのちょっとでも役に立てば幸いです

私もこれから使い続けていくと思います